国立がん研究センターは21日、全国33府県の地域がん登録の集計・分析結果(2007年度版)を発表したようです。前年より約4%増えた。年齢構成のばらつきを調整した統計では、男性で胃、女性では乳がんがもっとも多かったが、男女ともに肺がんが増える傾向にあるとのこと。 発表によると、07年に全国でがんと診断された人は約70万人。部位別罹患率の順位は男女とも前年と変わらないですが、男性でもっとも多い胃がんは減る傾向で、肺がんは増加傾向だった。年齢構成を調整する前の実数では2位の大腸がんよりも多く「喫煙者の多い世代が高齢化しており、今後しばらくは肺がんが増える傾向は続くとみられる」と予想がされています。